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    Touko Asahina/朝比奈桐子

    Author:Touko Asahina/朝比奈桐子
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    the meditation and HATHA YOGA,
    40 years experiences in teaching.
    YOGA哲学の探求者であり、
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    システムYOGAの開発者。
    指導歴40年。

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2010/04/23(Fri)

路面電車-広島・京都・東京-3

東京の路面電車には前身となった鉄道がありました。
それは……パッカパッカ……馬車 です。その名も東京馬車鉄道。
馬車が走っていた軌道の上を電車が走るようになり、市電 になりました。

一方京都は、スタート時から電車でした。
これは“itn Open!”No.2の巻頭特集でもふれているように、
京都の街づくり計画として、琵琶湖疏水とそれを利用した水力発電、
その電力を利用した路面電車などがセットで組み込まれていたからです。

そんな京都の路面電車がどんなようすだったか、
湯川秀樹の自伝『旅人』から1913年ころのようすを見てみると……

「どういうわけかこの電車のレールは、
ただでも狭い寺町通りを、西に片よせて敷かれていた。
電車は、西側の家の塀(へい)をすれすれに走る。
登校、下校の時、生徒たちは道の東側ばかりを往復した。
校門前には、交代で教師が立って、交通整理をした。
子どもたちを輪禍(りんか)からまもるためである。
しかし、思い出して見ると、どうも人をひいたりしそうな電車ではなかった。
車体の小さなことはもちろんだが、大体、スピードというものが問題にならない。
夜など、人がレールの上を歩いていると、車掌(しゃしょう)が飛び降りて来て、
「あぶない、あぶない……」
 人を追いはらう。それからまた車掌は再び車上の人となり、
電車はごとごとと走り去ってゆく。」


のどかとも思える光景です。

海外 で、電車の軌道の上を車も人も通る状況に遭遇したときには、
どうしてわらわらと人が歩いているなかに電車が突っ込んで来るんだ!?
と、びっくりしたものでした。
そういえばその電車のスピードも、
ちょっとやそっとでは人を轢きそうにない程度だったと記憶しています。

さて、そんな京都の路面電車も姿を消す日がやって行きます。

「日本最初の電車、京都の北野線が、この七月きりで、いよいよ廃止になる。
いま子どもたちにみせておけば、おとなになってからおもいだすこともあろうかと、
家族づれでのりにいった。」
(『梅棹忠夫の京都案内』/角川ソフィア文庫)と
1961年に書いたのは、京都生まれ京都育ちの梅棹忠夫です。

……ほなまた来週、お会いしまひょ




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