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    Touko Asahina/朝比奈桐子

    Author:Touko Asahina/朝比奈桐子
    A lifelong seeker of YOGA philosophy,
    The ultimate system-builder of
    the meditation and HATHA YOGA,
    40 years experiences in teaching.
    YOGA哲学の探求者であり、
    瞑想とHATHA YOGAで構成される
    システムYOGAの開発者。
    指導歴40年。

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2018/05/21(Mon)

【Advanced Class TEXT-56】インド思想/時間と宇宙の周期

オカルト・ヨガの嫌いな朝比奈は、YOGAの土壌としての
古代インド文化を、flat(文化人類学的)な姿勢で追究しながら紹介したい。
まず、世界各地に生まれた永遠回帰の神話が、世界的に見て
最もはっきりした形態をとっているのは、インドである。
世界の周期的な破壊と創造の信仰は、アタルヴァ・ヴェーダに登場している。
アタルヴァ・ヴェーダは、BC1500年から数世紀にわたって成立した、
インド最古の文献、ヴェーダ聖典の第4番目だ。
呪法に用いる詩句の間に、宇宙の最高原理を説き、高尚な哲学を織り交ぜている。

ここで重要なことは、インドの知的直感のスケールである。
インド・アーリア人(*祖先は中央アジア、BC1000年ごろガンジス川流域へ侵入)は、
すべての原始人に主張されてきた時間観念をもっていなかった。
彼らは「宇宙の創造と破壊を支配するリズム」を敷衍し、かつ編曲する。
この周期をはかる最少の単位はyuga すなわち『年紀』である。―――
1つの完全周期1ユガは、長さの均等でない4つの年紀で、―――
1つの大(マハ)ユガは12,000年続く。この大ユガが1000回続くと、
1カルパ(劫)となる。「劫」は聞きなれた単位だろう。
そして1ユガは、宇宙の生誕、消耗、破壊を含む完全な1周期となる。
この先も、いろいろと「年数」が並ぶが、省略しよう。
重要な事は「宇宙の時間の周期性」であり、「創造-破壊-新生成」の
無限の繰り返しである。興味深いのは「第7仏ゴータマ(仏陀)の
現れたときは人寿僅かに100歳、すなわちその最も減少した時代である。」と。

ここで『永遠回帰の神話』の著者・エリアーデ(→コチラ)曰く。
「インドにおける周期的時間に対する思弁は、何よりもあきらかに
 『歴史の拒否を示している』」
と。うーん深い!
たまには、スマホせこせこを放り出し、インド時間に浸ってみよう!

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Photo by archer10 (Dennis) 129M Views


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