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    Touko Asahina/朝比奈桐子

    Author:Touko Asahina/朝比奈桐子
    A lifelong seeker of YOGA philosophy,
    The ultimate system-builder of
    the meditation and HATHA YOGA,
    40 years experiences in teaching.
    YOGA哲学の探求者であり、
    瞑想とHATHA YOGAで構成される
    システムYOGAの開発者。
    指導歴40年。

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2018/04/10(Tue)

【Advanced Class TEXT-52】The stream of consciousness is skipping, the recognition contents are falsehood. 意識の流れはトビトビ、認識内容は虚妄?

前回、[TEXT-51] で、「想像力こそ重要だ!」と述べた。
古来、この想像力で精緻・膨大な「(意)識論」を展開したのが、
仏教の「解深(げじん)密教」で、この基盤になったのが、
釈迦没後に発展した仏教学派のひとつ、「瑜伽(ゆが=YOGA)唯識派」の思想だ。
感覚・認識器官である「眼・耳・鼻・舌・身」の知覚に、
「末那(manas)識=意識」と「阿頼耶(araya)識=深層意識」を加えた。
この論理展開に強みを見せるのが『成唯識論(じょうゆいしきろん)』、
実践からのアプローチを行うのが『瑜伽師地論(ゆがしちろん)』だ。
瑜伽師とは、朝比奈の言うYOGA屋、HATAH YOGAと瞑想のプロである。
そして瑜伽師は言う「我見等の煩悩と相応する、無間断の識がなければならない」
また「我々の認識内容の虚妄性は、何によって説明可能なのか」と。

Oh! Brain Science が発達してきた21世紀の今日、ついに! 説明可能なのだ!

★意識の流れはトビトビの隙間に、記憶庫からテキトーに引っ張り出した情報を、
刻々の現認識に取り混ぜ、いろんなお話を自己本位にでっち上げる、のだと。

★古代の瑜伽師たちが、ちょっと「認識不足」だったのは、無間断の識の部分。
もっとも20世紀まで、James Joyce(→コチラ)やVirginia Woolf(→コチラ)だって、
「意識は川のように流れている」と思っていたのだから、当然かも。

James_Joyce_by_Alex_Ehrenzweig,_1915_restored
James Joyce

Virginia_Woolf_in_1902_-_Restoration.jpg
Virginia Woolf

さまざまな事象を知覚しながら、意識はトビトビに流れ、脳内の各地へアクセスし、
さまざまな記憶情報をとり合わせたContentsを、逐次、上位機構へ上げ、
さらに高次処理を行っていく。
しかし、計測技術も、脳機能・機構の実験ができたとも思えない
古代YOGIたちの、深層意識にまでおよぶ高度な意識構造を、
体験記録だけで体系化したのには敬服するばかりだ。
そう、克明な観察とその記録から敷衍していく、想像力こそ重要なのだ。


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