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    Touko Asahina/朝比奈桐子

    Author:Touko Asahina/朝比奈桐子
    A lifelong seeker of YOGA philosophy,
    The ultimate system-builder of
    the meditation and HATHA YOGA,
    40 years experiences in teaching.
    YOGA哲学の探求者であり、
    瞑想とHATHA YOGAで構成される
    システムYOGAの開発者。
    指導歴40年。

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2018/02/20(Tue)

【Advanced Class TEXT-20】Use your Consciousness repeatedly. 意識を使い回す

前回 [TEXT-19] で、「万有は識(純粋な精神作用)にほかならない」という、
唯識説を紹介した。おそらくここで、多くの人々が、
「テーブルの上のリンゴは、気付く前(認識・意識する前)から存在していた、
在ったから、気付いたんだ」と、テーブルの上のリンゴを手で持ち上げて言うに違いない。

しかし、その同じテーブルの一角で、重要書類を読むことに専念していた人(A君)は、
「あのテーブルの上にあったリンゴは、どうしたの?」と訊かれたとき、
「リンゴ? そんなのテーブルの上にあった? 知らないよ」と。
今日のように写真やVTRが発達した時代では、その画像を見せられたA君は、
「ふーん、リンゴがあったんだ。気付かなかった」と、認識する
もし、これがリンゴでなく、数千万円のダイヤモンドの指輪だったら、どうだろう?

最初A君は、「リンゴ」と音声を認識 → 「ふーん、気付かなかった」と判断、認識。
次にA君は「数千万円のダイヤモンドの指輪」と音声認識する間に、まず
「数千万円」を知覚し即座に判断機能が介入。続いて「ダイヤモンドの指輪」を知覚し、
「数千万円」の記憶と合わせて認識する。
これは、認識する情報が「リンゴ(1)」から、
「数千万円・ダイヤモンド・指輪 =(3)」に増加するとともに、
A君の価値判断基準(過去の記憶に基づく評価)が動員・付加されて、認識に至る。

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Photo by slightly everything

なんとメンドーな話!
このメンドーな仕事を、私たちの脳は刻々とやっている。
そして高度情報時代にある現代人の扱う情報量と、
そのスピードは飛躍的に増加の一途をたどっている。
これが神経ストレスの最大原因であることは、すでに良く知られているところだ。
しかし人類の脳はなかなか賢い。
「タイヘンダー」と感じることは、どんどんスキップしているのだ。
情報知覚・認識のスキップで楽をするのはいいが、仕事などでは困ることも多い。
そこで、“瞑想技術”の出番である!

脳の認識機能に、第1信号系と第2信号系と呼ばれる2系統がある。
第1信号系は、「1千万円だぞ!」と、意識・認識する系統、
第2信号系は、意識を動員させずに、いわばVTRを回しっぱなし、というような、
認識の仕方。だから、本人はほとんど? あんまり? 気付かない。が、
第2信号系に収録されているDATAは、脳の高次機能の指令でものを言う。
もっとも単純な例では、車のキーをどこに置いたのか、全く記憶にないような場合。
ただ静かに座っている(瞑想状態に入り、キーの行方を探索せよと指令するだけ)と、
最終行動時の周辺画像とともに、キー画像が出現する。

上記のプロセスは、意識の大半がある作業に使われていても、
脳作業の一部が、手やキーの動き、周辺風景を収録しているというものだ。
★瞑想状態に入ることで、外部情報の入力が制限されるため、
脳内に仮置きされている情報が整理・収納されるプロセスに入る。
その動きを利用して、意識の流れに志向性を含む情報
(キーはどこ? → あそこでポケットに入れたはずだけど? などのように)
を投入していく。こうした作業は一般に誰しも行っていることだが、
外部情報の入力が制限されている瞑想中には、極めてシャープに追跡できる。)
★★瞑想のこの機能は、さまざまにversion upして開発・利用できる。


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