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    Touko Asahina/朝比奈桐子

    Author:Touko Asahina/朝比奈桐子
    A lifelong seeker of YOGA philosophy,
    The ultimate system-builder of
    the meditation and HATHA YOGA,
    40 years experiences in teaching.
    YOGA哲学の探求者であり、
    瞑想とHATHA YOGAで構成される
    システムYOGAの開発者。
    指導歴40年。

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2018/02/09(Fri)

【Advanced Class TEXT-14】How to solve the complicated complex? どうやって解消する?

前回、“ego-inflation”について述べました。
この時期の特徴として、「私は瞑想をやっている」という妙なprideをもつ人が、
少なくありません。なぜでしょう?
そもそも、瞑想を始めようか? と思う人の多くが、自身の心理のなかに、
なんとなく、不安とまではいかなくても、“現状を変えたい”
という気分があるようです。そこで、瞑想を始めると、
脳作業をとおして、さまざまな事柄(問題なども)の想念が、まず、
自由に動きだす。瞑想の基本は、まず、それらの傍観から始まる
その状況が禅の「只管打坐」です。前のTEXTで、それを否定的に扱ったのは、
それが「瞑想のすべて」ではない。それは、introduction にすぎないからです。

Next Step のlesson は、自由に動き出した想念に、さまざまな角度から、
いろいろな情報を投げ込んでいくこと。
流れる想念の傍観から、“想念の分断”へシフトするのだ。
かつて、ジェームス・ジョイスの『ユリシーズ』などで、
「流れる想念」として表現された時期があるけれど、
近年の脳科学では、“想念の流れ”というのは実はトビトビであると。
このトビトビを利用しようというのが、瞑想で行う“想念の分断”です。

UlyssesCover.jpg

古来の禅や瞑想は、「無念無想の境地へ入ること」といわれてきたが、
これは、どういうことだろう?
固定観念を筆頭に、観念・概念から自由になることで、
「悟り・覚り」をひらく。つまり真理を会得する、ということらしい。

これは、厳密にはall or nothing の方法といえよう。
「all」の方は「超越」であり、「nothing」の方は「何だかワカンナイ」である。
「超越」については [TEXT-9] ですでに述べた。この方法だと、
少なからざる努力をして、極めてマレな確率で超越したからといって、
大したメリットはないだろう。そこが一般化しない原因で、
手軽で心地いいmindfulness の流行となる。

本格的な瞑想のmain stageである脳においては、知識と意識は相互依存関係にある。
禅のように、観念・概念から自由になるというのは結構だが、
そもそも、観念・概念とは何だろう?
観念・概念と情報を、どれだけきちんと分離しているのだろう?
一切、情報を入れなければ「色即是空」の体験ができる、というのだろうか?
確率としては50% VS 50% かも知れない。しかし、
コンピュータに情報を入れなければ、仕事にならない。
脳の場合も、確率は著しく下がるにちがいない。
なにしろ、知識と意識は相互依存関係にあるのだから。

ここで、「chunk」という考え方を導入してみよう。
「chunk」は、ひと塊の情報だ。
何か、ある目的を設定し、まずは関連のありそうな情報のchunkを、X個選ぶ。
まったく関連のなさそうな情報のchunkをY個、
トンデモナイ、だけどオモシロソウな情報のchunkをZ個選ぶ。
「それーっ、行ってみよう! 好きなヤツにくっつけ!」とシャッフル。
くっついたモノ同士を並べ、「ああだ・こうだ」と、理屈をくっつけてみる。
何回もやると、脳は、目をピカピカさせるようなコトを見つけ出すものだ。
これは、とてもいい瞑想法だ?? 瞑想の基本・根本は「無心」である。
Chunk shuffle game は、「無心」そのものなのだ。

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Microsoft Card Game Playtest
Photo by Games for Change


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