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    Touko Asahina/朝比奈桐子

    Author:Touko Asahina/朝比奈桐子
    A lifelong seeker of YOGA philosophy,
    The ultimate system-builder of
    the meditation and HATHA YOGA,
    40 years experiences in teaching.
    YOGA哲学の探求者であり、
    瞑想とHATHA YOGAで構成される
    システムYOGAの開発者。
    指導歴40年。

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2018/01/31(Wed)

【Advanced Class TEXT-7】瞑想は“私”の“どこ”がするのでしょう?

前回、category mistake のことを述べました。

一般に、瞑想をすると「心が落ち着く」といいます。しかし
「心が落ち着く」というのは、瞑想における“ある種の属性”にほかなりません。
瞑想そのもの、中核をなす状況は、ちょっと違います。
この「ちょっと違う」というのは、どのようなこと?

つまり、「心が落ち着く」という状況は「本質」そのものではなく、
「本質」の周辺に付随している状況の性質といえます。
例えば、回転している独楽(コマ)をイメージしてみましょう。
コマは、振動しながら高速で回転している時には、
静止しているように見えます。
ところが回転が落ちてくると、コマに描かれた色線が、揺らいで見えるようになり、
やがてコマ自体の回転もグラグラして、ついに止まってしまいます。

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Photo by thephotographymuse

瞑想の場合は回転ではありませんが、電気的(イオン交換や電位差)作用で働く
NEURON細胞の励起(hustle)によって、振動が起こります。
振動数や振動形態はさまざまで、瞑想の状況によって違ってきます。
振動数やその形態は、脳の部位によって、また瞑想の深さや熟練度によって多様です。
このダイナミックな高い振動の状況こそ、「至上の心地よさ」であり、
ピタリとキマッタ状態では、不活性な「落ち着き」の対極にある様相です。

こうした状況変化について、自身でよく観察しながら、
DATAを積み上げていくことが大切です。
これで、「瞑想が、ただ座っていること」ではない、とおわかりでしょうか。

[TEXT-6] で述べたように、認識(知識)作用と意識作用は
相互依存関係にありますから、脳の働き方を知ることなく、
只管打坐(ただひたすら座る)していても、結果を得ることは難しいのです。
たしかに座禅の場合は、「超越」を云々することはあまりないようですが。
「超越」とは、聖者とか神人のしたコトではなく、例えば
シュレーディンガーの波動関数やアインシュタインの特殊&一般相対性理論などを、
彼らが導きだしたのと似たプロセスだといえば、
シュレーディンガーがYOGAや瞑想をやっていたことが理解できるのでは?
と思うのですが、いかがでしょうか。(→コチラ

そして重要なことは、NEURONネットワークは脳内だけでなく、
全身にくまなく展開していること。
つまり瞑想は「脳の中だけの出来事」ではない! だから、
「静かに座って」心を落ち着けるというのは、ごくごく一面に過ぎません。
たとえば舞踊家・舞踏家、武道家、アスリートたちなどは、
そのダイナミックな動きの中で、瞑想状態に入ったときに、優れた表現となるのです。
こうした状態を、古人は「神人はカカトで瞑想する」などと、表現していますが……。

ですから、HATHA YOGAは“動”の瞑想であり、それだけに
各アーサナの形成や静止に、意識の流れ方や集中・静止が重要となってくる。
そのフォームの美しさも重要ですが、それは、意識エネルギーの
動と静のバランスを得たときに、自ずから生み出されるものと言えましょう。
ということで、瞑想とHATHA YOGAは一体なのです。


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