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    Touko Asahina/朝比奈桐子

    Author:Touko Asahina/朝比奈桐子
    A lifelong seeker of YOGA philosophy,
    The ultimate system-builder of
    the meditation and HATHA YOGA,
    40 years experiences in teaching.
    YOGA哲学の探求者であり、
    瞑想とHATHA YOGAで構成される
    システムYOGAの開発者。
    指導歴40年。

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2018/01/24(Wed)

【Advanced Class TEXT-2】 YOGA paradigm shift, 発想転換をしよう!

[TEXT-1] の記述内容を読んで、書籍『瞑想について』における
執筆者たち自身の「瞑想体験」が、紹介されていないことに気付いたに違いない。
同様に、同書の「九 瞑想と天台思想―禅と止観」田村芳朗(執筆)もまた、
学問研究のstageで、古代文献の内容を紹介している。
「yogaに関して、『ヨーガ(yoga)によって智慧が生ずる。……智慧が増すように、
 自己を確立せよ』などと説かれている。」
そして、
「直接に瞑想を意味するdhyanaについては、『静慮せよ。放逸になるな』
 『智慧のない者に、静慮はない。静慮のない者に、智慧はない。』」
と。
手っ取り早く言えば、あれこれウロチョロ落ち着きがなければ、
静かにモノゴトを考えないから、物事の理を悟り、適切に処理するのはout!
という、ごくごく当たり前のことが書かれているのだ。

この“ごく当たり前なこと”が、歩きスマホに勤しむ現代人は、
田村先生執筆の1982年より、飛躍的にデキナクなっているのだから……。
ここで、なぜ「……」なのか?
つまり田村先生の論理を敷衍すれば、1982年から36年も経た今日、
PASMOでスイ、Cash Dispenserでお札をスイ、コンビニでおさいふケータイ……
という具合だから「静かにモノゴトを考えながら、」電車にも乗れるし、
買い物もできちゃう。
イヤホンを耳へ突っ込み、healing音楽を聞きながら歩けば、
心は、安らか、朗らか、walking high! と、瞑想なんて必要ナシ! ???

何かオカシクない?
そう、「物事の理を悟り、適切に処理するのはout!」なんです。
つまり、適切に処理できるのは、機械がやってくれるroutine work だけ。
自分のアタマで考えなければ処理できないことは、ワカンナーイ!
今日、私たちは、便利・楽チン・簡単スイ! に操作されて、
「無分別智」の真っただ中にいる! 無分別智?“分別”がないのだから、
“悟り”も“迷い”もない、ただ、スイスイと生きる智慧だ。

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Photo by holger.alts

禅の大家、鈴木大拙先生は“transcendental wisdom”(超越的智慧)と英訳。
とにかく、「不立文字」とか「離言真如」などを標榜する“禅の瞑想”は、
何が何だかわからない?! 実行者自身が事実・実体を理解していないから、
適切な表現のしようがないのでは? なぜ、だろう?

脳、そして全身にくまなく展開している神経細胞NEURONネットワークの
情報処理システムについては、想像もしなかった時代の人々が
「心」という作用だけを追いかけて、作り上げた心理システムだから。
一例を上げよう。「真空無相」「平等一如」「無分別」という。
やたら込み入ったメンドーでわかりにくい解釈が並び、結局、わからない!
鈴木先生は『無分別智』は、必ず自発発展して、『分別智』として働かなければならない、
そこを『無分別の分別』と言った、そうだ。
これはもう“anagram”の世界だ! でも鈴木先生、海外ではさすがに
“transcendental wisdom”(超越的智慧)と英訳。
すっきりしていないと、理解されないことをよくご存じなのだ!

このあたり、ワケノワカラナイことどもを理解するには、
量子論がおすすめだ。
とにかくscientistたちは、「これでドウカ?」と、実験してみる。
さまざまな角度や相で、理論を組み上げ、数式を立て、
LHCなんかをつくって実験してみる。
決して「不立文字」とか「離言真如」などと韜晦してしまわないのだ!
「不立文字」や「離言真如」なんて、言語で表現できないなら、
出来不出来はあるにせよ、出来確率の高い体験システムを提案するべきでは?

世界に名を馳せるscientistたちは、それぞれ瞑想をやっているのです!
なにしろ瞑想の体感は、量子論の世界へ没入することなのですから。

LHC:Large Hadron Collider(大型ハドロン衝突型加速器)
スイスのジュネーブ郊外にあるCERN(ヨーロッパ原子核共同開発機構)の実験装置

★おすすめの本
『詩人のための量子力学』
(レオン・レーダーマン、クリストファー・ヒル著、吉田三知世訳/白揚社)

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