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    プン!

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    「ネコの手も借りたい」ときに出社するニャ。
    出社すると、みんなが「オー!プンちゃんニイハオ」とお出迎え。
    特技:キーボード早打ち(ネコパンチ風)

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2013/05/29(Wed)

インドの地で守る、チベット芸術

DSC00252-2_convert_20130530111506.jpg

こちらは、先日開催されたチベットフェスティバルで
スタッフ が挑戦した「マンダラ塗り絵」。
気に入ったマンダラを選び、好きな色で、思うままに塗る。
そうすると、心身の状態が如実に表れるのだとか。真偽のほどはさておき
極彩色でなければマンダラに見えない、という発見がありました……。

なぜ「マンダラ塗り絵」なのか
それは、今回のイベントの目玉のひとつが
チベット僧侶による「砂曼荼羅」の制作だったからです。


チベットフェスティバルが開かれたのは、GW中の大本山 護国寺です。
仁王門をくぐると、そこは「チベットキッチン」。僧院料理のテントゥク(すいとん)や
ハレの日に食べられるモモ(蒸し餃子)、カプセ(揚げ菓子)、バター茶……。
横目に見ながら、まずは桂昌殿へ。「夏の離宮ノルブリンカ」と題して
仏教美術展をはじめ、民族衣装や雑貨、インテリア、書籍の販売が行われています。

●DSC00253-2

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●DSC00247-2

「ノルブリンカ」はチベットのラサにあり、ダライ・ラマ法王が夏を過ごす離宮のこと。
法王の亡命先である北インドに開設された「ノルブリンカ・インスティテュート」は、
チベット文化の維持・保存・継承に取り組んでおり、
タンカ(仏画)や彫像制作に携わる芸術家たちのコミュニティーとなっています。

仏教美術展では、そのタンカが数多く展示されていましたが、
何と言っても目を引いたのが、「砂曼荼羅」の制作風景です。

4379994259_bd349e7bb1.jpg
Photo by www.sophistry.fm
※撮影禁止だったので、画像はイメージです

こ、細かい……!
チャクプと呼ばれる金属の筒に着色した砂を入れ、金属の棒でこすりながら
少しずつ砂を落とし、少しずつ描いていきます。
砂は石英質の石をすりつぶしたもので、アクリル系の絵の具で着色。
(もともとはルビーなど、色のある石をすりつぶして使用したそうです!)

チベット仏教では、何らかの発願がされ
その成就を願って行われる儀式の中で、「砂曼荼羅」が作成されます。
今回は世界平和と、東日本大震災の追悼・東北の復興のために制作されました。

実は本堂でも2つが同時に制作されていたのですが、
桂昌殿では観覧台が組み上げられ、僧侶の手許までじっくり見ることができました。
通常、「砂曼荼羅」は完成後に崩され、砂は川に流されます。
この行為は「すべては無常である」という仏教の教えを表しているのだとか。
砂の一粒一粒に仏が宿るとされ、今回は特別に、希望者に配布されたということです。


今年のチベットフェスティバルの来場者は、何と10万人超!
本堂前には、夜に行われるチャム(仮面舞踏)公演の舞台が整っていましたが
6晩にわたって、多くの人が鑑賞されたことでしょう。

「砂曼荼羅」や、チャム公演を行ったチベット僧侶24人は、
タシルンポ寺から招かれました。中央チベットの四大寺のひとつであり、
亡命寺は南インドのカルナタ州に再建されています。

スタッフが護国寺をあとにする間際、「ステージリンカ」では
チベットの歌 と伝統楽器・ダムニェンの披露が始まりました。
新緑の境内に、美しい歌声が響きます。しかしチベットの歌姫・パッサン・ドルマは
インドで生まれ育ち、現在はニューヨーク在住だということです。

●DSC00259-2

「標高4000mのヒマラヤ山麓で花開いたチベット仏教芸術と
心豊かなチベット人の暮らしを体験する」
とは、パンフレットにあった言葉です。
たしかに、チベットのすばらしい芸術と文化にふれることができましたが
同時に、チベットの現状を知らなければ、と強く感じた1日でした。


itn Open!」編集・朝比奈のブログ 「tabi tabi on tour/たびたび オン・ツアー」へもどうぞ。
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