• プロフィール

    プン!

    Author:プン!
    性別:♀
    年齢:ヒ・ミ・ツ
    (まだまだ若いニャ)

    「itn Open!」専属のフレックス・スタッフ。
    「ネコの手も借りたい」ときに出社するニャ。
    出社すると、みんなが「オー!プンちゃんニイハオ」とお出迎え。
    特技:キーボード早打ち(ネコパンチ風)

    Twitterボタン

  • itn Open! 会員登録

    itn Open!はネットワーク会員募集中です。詳細は会員登録フォームへ。
  • カレンダー

    06 | 2017/07 | 08
    - - - - - - 1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29
    30 31 - - - - -
  • カウンター

  • FC2ブログランキング

  • QRコード

    QRコード

--/--/--(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Home | Category : スポンサー広告 |  Comment  |  Trackback
2013/04/22(Mon)

尺八と世界の縦笛

先日、“itn Open!”編集部からも近い、六本木のブルーシアターにて
AUN Jクラシック・オーケストラのLIVEが行われました。
こちらのブログでご紹介したこともある、和楽器奏者のグループです。

和太鼓、笛、三味線、尺八、鳴り物、箏……
和楽器は2002年度から中学校の音楽科で必修となりましたが、
小型化して扱いやすい楽器が開発された、等の理由で箏を教材に選ぶ学校が多いとか。
しかし、2002年より前に中学を卒業してしまったスタッフ
自ら奏でてみたいと思う楽器は、何と言っても尺八です。

あの音色!
竹でできており、音孔(指穴)が5つ(前面に4つ、背面に1つ)という
シンプルな構造にもかかわらず、あの多彩な音色は何でしょう。

449236263_ca7fe439c8.jpg
Photo by Joi

作家の永井荷風は17歳のころ、上野の音楽会で
荒木古童の「残月」を聴き、その音に魅せられたといいます。
銀時計と外套を質入れ(父母には盗まれたと申告)して、5円の尺八を購入。
神保町の古本屋で買い求めた稽古本で独習を始め、師匠について稽古もしたようです。

「楽器は恋人の絵姿にも等しい。黙っていても絵姿はこがれるものの心を慰める。
よしや弾かなくとも、弾き得ずとも、また弾く人がゐないにしても、
楽器ある家は何となくなつかしい」
(永井荷風『楽器』より)
と、のちに書いているのも興味深いところ。

尺八はリードのない、無簧(むこう)楽器、エアリード楽器であり
上部の歌口に息を吹きつけ、管内の空気流の振動によって音を出します。
単に音を出すだけでも熟練を要する構造ではありますが、
奏者の演奏技術や表現力によって、その音量や音色の幅は広がるのです


さて、この尺八と同様の原理で音を出す縦笛は、
世界を見渡してみると、古くから多種多様に存在しています。

例えば南米のケーナ(quena)。日本でもよく知られるアンデスの民謡
「コンドルは飛んでいく」の演奏で、その音を耳にした方も多いでしょう。
もともとは葦製で4~5孔だったようですが、現在は竹製の7孔が主流とか。
歌口の部分にU字・V字型の切り込みがあり、尺八にもよく似ています。

1403853392_f6a0663595.jpg
Photo by gudi&cris

イランをはじめ、アラブの伝統音楽で用いられるネイ(ney)は、
ペルシャ語で葦を意味する名のとおり、葦でできた縦笛。6~8孔で、
管の端には真鍮の筒がはめられており、斜めに構えて息を吹き込みます。

5427897026_ab0c4ff296.jpg
Ney, Photo by captain.orange

そして中国の洞簫(どうしょう、dong xiao)は、尺八の祖先とも言われます。
尺八より細長い竹の管で、音孔が6つあり、歌口は管の内側が削られている、
といったところが違いとして挙げられるでしょうか。

一説によれば、西アジアの葦製のネイが漢時代に中国に入り、
竹製となって洞簫と名付けられて広まったのちに
改良されて1尺8寸管となった(尺八と称されるようになった)とか。

ただし1999年、中国河南省にある新石器時代初期の遺跡から
9000~7700年前の縦笛(タンチョウヅルの骨製)が見つかっており、
中国における縦笛の歴史の長さがうかがえます……


次回は「尺八の進化と国際化」についてお届けしましょう


itn Open!」編集・朝比奈のブログ 「tabi tabi on tour/たびたび オン・ツアー」へもどうぞ。
「itn Open!」の開設趣意はこちらです。

クリックお願いニャン猫パンチ


Twitterボタン

スポンサーサイト
Home | Category : 世界の民族音楽&舞踊 |  コメントアイコン Comment0  |  Trackback0

トラックバック ▼


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメント ▼


    
Home Home | Top Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。