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    プン!

    Author:プン!
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    (まだまだ若いニャ)

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    「ネコの手も借りたい」ときに出社するニャ。
    出社すると、みんなが「オー!プンちゃんニイハオ」とお出迎え。
    特技:キーボード早打ち(ネコパンチ風)

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2012/02/17(Fri)

酒を運ぶ虎

●IMG_4681-2

編集部スタッフのデスクを護る「虎卣(こゆう)」。

西周時代の青銅器(のフィギュア)です。
卣とは酒を入れる容器のこと。
酒のにおいで神様・ご先祖様を呼びよせたようで、
虎卣は神獣である虎の形をした、祀りの器なのです。

itn Open!”No.2でご紹介した泉屋博古館の収蔵品ですが、
現在、東京・六本木にある泉屋博古館 分館で開催中の
「神秘のデザイン―中国青銅芸術の粋」で見ることができます。


(最近、売れ行きのいい“itn Open!”No.2です。虎卣のパワーでしょうか)
 
074-2.jpg


美術館関係のガイド制作中にその存在を知り、
写真やフィギュアを眺めてその愛を育んできたスタッフ
先日、ようやく対面を果たしました。


おぉぉ……
美しい……


高さ35.7cm、重さ5.09kg、
酒を運ぶ器ですから、家にだって持ち帰れますね。(持ち帰りたい!)

虎が大きく口を開けた状態で、人間を抱きかかえています。
頭上には鹿が立っていて、これが器のふたのつまみ部分。
体の背面や側面には、龍型文様や饕餮文(とうてつもん、怪獣の顔面のような文様)、
そしてこれでもかこれでもかというほどの渦巻き……
「祀りの器=実用性を無視した造形」という、展覧会の説明書きそのものです。

展示室に並ぶ青銅器を見ていると、文様の細かさには舌を巻くしかありません。
さらに厚さ2~3mm程度という薄さにも驚きますが、
これがすべて鋳造だというからさらにビックリです
鋳型には黄砂が用いられているそうですが、
現在では復元できないほど、高度な技術だとか。

今から3000年以上も前に作られたものですが、
技術というのはどれだけ発達しようとも
伝わらなければそこで終わってしまうものなのですね……。


ちなみに、フィギュアは一時生産中止になっていましたが、
分館の開館10周年を記念して復刻販売されています。
スタッフのものは中国製ですが、現在は日本製だそうで……。

ご興味のある方、展覧会は2月26日までですのでお急ぎください

●IMG_4684-2


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