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2011/05/13(Fri)

コウベウォーター

1868年の神戸港開港当時、生活に必要な水は井戸から汲み上げていました。
しかし1889年に合併によって神戸市が誕生したころには、
水不足やコレラの流行(例えば1890年には死者1000人)が問題に。
そこで市街地や船への飲料水の供給、衛生状態の向上などを目的に、
六甲山系の布引(ぬのびき)渓流を水源とする水道が建設されました。

1900年4月に給水が開始され、1905年に完成
この時に建設された布引五本松堰堤(ぬのびきごほんまつえんてい)や
分水隧道(ぶんすいずいどう)などの布引水源地水道施設は、
国指定の重要文化財に指定されています。

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布引ダム(布引五本松堰堤)
Photo by kayakaya

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19世紀末の神戸

そしてこれによって供給された水道水がいわゆる「コウベウォーター」。
水需要の増加に伴い、水道には異なる水源地が追加されていったものの、
神戸港に寄港した船には、布引渓流を水源とする水道水が供給されていたそうです。
(ただし1942年以降は淀川水系の水がブレンドされています)

「コウベウォーター」といえば、
世界の船乗りがその味と品質を認め、
赤道を越えても腐らないと讃えられ、
外国の船舶が、飲み水を補給するためにわざわざ寄港したという名水。

しかしその水源地は荒廃していました。
六甲山山麓は江戸時代以降、木々の伐採や山火事等が繰り返され、
明治のころには、神戸港を行き交う船から六甲山周辺を眺めると、
花崗岩がむき出しになった山頂部の照り返しが、雪が積もっているように見えたとか。
牧野富太郎も上京途中の船上から眺め、驚いたそうです。
布引貯水池の上流域も荒廃が激しく、大雨が降ると貯水池に土砂が流入。
水質の維持が難しく、本格的な砂防工事の必要に迫られていたそうです。

そこで1903年から砂防工事として植林が開始されました
また六甲山の自然を回復する目的での植林も始まり、断続的に進められたそうです。
A.H.グルームら外国人も、別荘地やゴルフ場などを造る一方、
私財を投じて植林を行ったとか。
(くわしくはこちら→六甲山自然保護センター六甲砂防事務所

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Photo by jscatty

追記
「ヨコハマウォーター」も、
船乗りに愛された「赤道を越えても腐らない水」と名乗っています。
横浜は日本における近代水道発祥の地。
1926~98年まで、船への給水は横浜市水道局直営で行われていました。
しかも1916年から最も古い水源地である山梨県道志村の山林を購入し、保護・管理。
現在は村の面積の約36%を水源林として保有しているそうです。




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