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    Touko Asahina/朝比奈桐子

    Author:Touko Asahina/朝比奈桐子
    A lifelong seeker of YOGA philosophy,
    The ultimate system-builder of
    the meditation and HATHA YOGA,
    40 years experiences in teaching.
    YOGA哲学の探求者であり、
    瞑想とHATHA YOGAで構成される
    システムYOGAの開発者。
    指導歴40年。

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2018/06/13(Wed)

【Advanced Class TEXT-63】何のために瞑想をするのか?―3 Random access & diversity,

「自己客観化」→「W客観化」の訓練法を紹介してきました。
それらは、今回・次回のlessonテーマ「Random access & diversity,」の、
いわば下準備なのです。
日ごろ、しばしばmedia NEWSに上る「ウツ」問題。
その問題の、“根源的・核”の正体について、考えたことがありますか?
「驚くばかりの残業時間」が取沙汰されていますが、
なぜ? そんなに多くの残業をしているのか? しなければならないのか?
について論じている記事はなく、ただ単に「労働法問題」へ飛んでしまっている!
呆れた話である。

結論から先に言えば、社会・経済が要求している仕事内容に対応できる
“能力のstyleがない、欠けている、充分でない”というところにあるのでは?
この事実は、小学校・中学校・高校・専門学校や大学と、
長期にわたって受けてきた教育が、現代社会の、ある程度以上の規模の、
経済活動に耐えるだけの能力の下地を作ってこなかった、ということでは?

これは、航空機で運ばなければならない貨物を、自動車で運んでいるにも等しい?
21世紀になって、もうすぐ20年。Man, Money & 不動産の資本主義は、
すでにCognitive Capitalism(認知資本主義)へと急速に移行している!?
モノではなく情報が価値を産み出し、価値を持つ、経済systemである。
この認知資本主義の特徴が、驚くべきSpeedと、複雑性にあることは、
よく知られているところ。
この経済systemは、アダム・スミスやカール・マルクス時代に提唱された
「労働価値説」とは、本質的に異なる。
単純に極論すれば、“労働する時間”ではなく、“労働が生み出す価値”

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Photo by kaoruokumura

ここに、3つの問題がある。
いわゆる「労・使双方」と「労働法」、そして「労働の形態と質」である。
認知資本主義においては、従来のFordism(大量生産方式)と
「労働の形態と質」がまるで違う。労働量を時間で測る時代は終わっているのだ!
Fordismは、ヒトが生産設備・機械の一部であって、
労働量は機械同様に、時間で測られる。
機械は、その構造・system 設備などを変えなければ、生産性は変わらない。
ヒト能力主導の認知資本主義時代はどうか?
労働は所定modeに設定されているわけではなく、従事者が、
仕事の量と流れを予測し、処理modeを設定する。
Planも遂行も、当事者自身である!

この現実下で、常識外の残業が発生するのは、
当事者の生産管理能力が、適性を欠いている、ということでは?
前回に述べた「自己客観化」能力や「自己制御」能力の問題が無視されるのだろう?
まず、客観的・数値的に無理である、という事実を導き出したら、
上位管理者に上申すべきだ。説得力のある、妥当性のあるDATAを
提示せずに苦情を述べ、結局、「頑張ります」と空手形を切るのでは?
途方もない残業というのは、雇用者&被雇用者、双方の責任ではないだろうか?

セクハラ問題、パワハラ問題、過剰残業問題には共通する下地がある。
極論で締めくくれば、「己、自己なく、流れるように生きているのではないか?」
1個のヒトとして、決然と、筋を通して自己を守るべきである。
その気概には、ヤワな理不尽をフツウに生きているヒトは、挫けるはずだ。
「決然と生きる」、これが瞑想の本義であり、それを支えるのは自己、
脳の「Random access & diversity,」の力だ。


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