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    Touko Asahina/朝比奈桐子

    Author:Touko Asahina/朝比奈桐子
    A lifelong seeker of YOGA philosophy,
    The ultimate system-builder of
    the meditation and HATHA YOGA,
    40 years experiences in teaching.
    YOGA哲学の探求者であり、
    瞑想とHATHA YOGAで構成される
    システムYOGAの開発者。
    指導歴40年。

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2011/02/18(Fri)

温泉にギョギョッ

山梨県の西湖で発見 と話題になったクニマス。
そもそものクニマスの生息地・秋田県の田沢湖で、どうして絶滅してしまったのか?
というと、それは温泉と関係がありました。

田沢湖の近くを、玉川という川が流れていました。
この上流部では、日本一酸性度が高い(pH1.05~1.2とレモンよりも酸っぱい)とされる
玉川温泉 が湧出しており、玉川にはこの温泉が流入していました。
生物は生息できず、農業用水にも使えず、「玉川毒水」ともいわれたそうです。

酸性の水を薄めるため、田沢湖での水力発電に必要な水量を補うため、
田沢湖に玉川の水を引き入れる工事が1940年になされ、
結果田沢湖の水が強酸性になり、生態系が壊滅的な被害を受けました。

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Photo by y_katsuuu

そんな田沢湖の水質が改善されだしたのは、
1993年から玉川酸性水中和処理事業が開始されて以降。
そしてその中和処理事業のモデルとなったのが、
itn Open!”No.5で紹介している吾妻川酸性水中和処理事業でした。

吾妻川には、草津温泉 をはじめ白根山周辺で湧出した酸性の温泉が、
大沢川などを経由して流入していました。
魚もすまず、コンクリートで橋脚を建てることもできず、
「死の川」と呼ばれていたそうです。

強い酸性の泉質による殺菌作用などで、
古来から高い効能をうたわれてきた草津温泉。
人を助けてきた温泉が、人の脅威でもあったのだと思うと、
温泉に秘められた自然のエネルギーの激しさが迫ってくるようです。



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