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    Touko Asahina/朝比奈桐子

    Author:Touko Asahina/朝比奈桐子
    A lifelong seeker of YOGA philosophy,
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    40 years experiences in teaching.
    YOGA哲学の探求者であり、
    瞑想とHATHA YOGAで構成される
    システムYOGAの開発者。
    指導歴40年。

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2010/11/25(Thu)

水都東京

気づけば“itn Open!”No.1の発行から、そろそろ1年。
あんなことやこんなことがあったなぁと、感慨深いものがあります。
これもさまざまに協力してくださった方々、
励まし、時にピリ辛コメントを寄せてくださった皆様のおかげと感謝しきりです

思い返せば、“itn Open!”No.1の巻頭特集は「水都東京」。
隅田川 を下りながら、江戸から未来の東京へと思いをはせる内容でした。

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東京を水都と捉えたさきがけが、幸田露伴
一時は川沿いに暮らし、釣りを趣味としたこともあってか、
「蘆声(ろせい)」「ウツチヤリ拾い」「鼠頭魚(きす)釣り」など、
隅田川での釣りや暮らしを題材にした随筆も多数残しています。

例えば1902年(明治35)の「夜の隅田川」という随筆では、
「人によると、隅田川も夜は淋しいだらうと云ふが決してさうではない。
陸(をか)の八百八街は夜中過ぎればそれこそ大層淋しいが、
大川は通船の道路にもなつて居る、漁士(れふし)も出て居る、
また闇の夜でも水の上は明るくて陽気なものであるから
川は思つたよりも賑やかなものだ。
新聞を見ても知れることで、身を投げても死損(しにぞこ)ねる、
……却って助かる人の方が多い位に都の川というものは夜でも賑やかなものだ。」

と隅田川のようすを語っています。
(「鼠頭魚釣り」と「夜の隅田川」とは青空文庫でも読めます)

また同じ年に雑誌に寄せた「水の東京
(『一国の首都 他一編』岩波文庫、青空文庫)の中で、
東京の月は「水の東京のいと大なるを思えば、水より出でて水に入るとも云ひつべし」と語り、
さらに東京を「河を帯にして海を枕せる都」と表現。
続けて隅田川の上流から下流へと、
その地形や歴史、川沿いの暮らしや風物を描いています。

これぞまさに“itn Open!”No.1の「水都東京」のさきがけ
…というのはちょっと言い過ぎですが、
東京を語るのに水に注目し、
東京の水の代表に隅田川を選び、川を下るように紹介する
(“itn Open!”No.1では、東京都観光汽船東京水辺ラインのクルーズも紹介)、
という部分は共通しているかも。

合わせて読んでみると、新たな水都東京の姿が現れてくるようです



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