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    Touko Asahina/朝比奈桐子

    Author:Touko Asahina/朝比奈桐子
    A lifelong seeker of YOGA philosophy,
    The ultimate system-builder of
    the meditation and HATHA YOGA,
    40 years experiences in teaching.
    YOGA哲学の探求者であり、
    瞑想とHATHA YOGAで構成される
    システムYOGAの開発者。
    指導歴40年。

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2013/07/05(Fri)

朝顔につるべ取られてもらい水

よく知られた加賀千代女(かがのちよじょ)の句です。
1703年(元禄16)に現在の白山市に生まれた俳人・千代女が
「朝顔やつるべ取られてもらい水」と詠み変えたのは、35歳の時だそうです。
「に」か「や」か、夏が来るごとに、何年も悩んだのでしょうか。

itn Open!”編集部のグリーンカーテンについては
昨年の夏にご紹介しましたが、今年もまた、モシャモシャと成長中
昨年はゴーヤだけでしたが、今年はアサガオを加えてみました。
グリーンカーテンなら琉球アサガオがおすすめとあって、
インターネットで熊本県の緑化センターへ注文。
ハート型 の大きな葉っぱで強烈な西日 をシャットアウト、
コバルトブルーの大輪の花の画像を見ては、わくわく。

やっと熊本からやって来た琉球アサガオの葉っぱにびっくり
ちっちゃなちっちゃなモミジ形の葉っぱがひらひら。

DSC00366-2.jpg

早速、問い合わせてみると
「あぁ、モミジ葉が行っちゃったのかなぁ。でもグリーンカーテン用だから
葉っぱは大きくなりますよ」と。

DSC00418-3.jpg

毎日、毎日、水をやり……。たしかに、葉っぱはだいぶ大きくなってきた。
ツルがぐんぐんのびて、元気がいい。
花が咲いた! 薄紫色の直径8cmほどの可憐な花です

DSC00565-3.jpg

ベランダのグリーンカーテンは目下のところ、
琉球アサガオ、ゴーヤ、アイビーで三つ巴の混戦状態。
三者競合となると、闘争心がエスカレートするのか、淘汰圧に立ち向かうのか、
繁茂の勢いが格別で、互いに他者にツルを巻きつけあって
先へ先へと複雑怪奇なラビリンスを構築中。

DSC00687-2.jpg

そこで、朝顔にツルベ(蔓辺:ツルの絡み寄る辺)取られてもらい水をしている
ゴーヤを発見しました。琉球アサガオの給水を担当するペットボトルに
手(ツル)を巻きつけているのです。ゴーヤの心境は
「朝顔や! ツルベ取られてもらい水」というところでしょうか。


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2012/01/19(Thu)

ゼロ・エミッションへの根性

もう、10年近く前のことになりますが、
東北地方の有名温泉地 の女将会の会合を覗いたときのことです。

某大規模旅館の女将いわく……
女将「毎日、ものすごい量の食べ残しを処分するのに、
業者に莫大な費用を支払うんですよ」
編集者「食べきれる量の料理をお出しすればいいのでは?」
女将「温泉宿にみえるお客様は豪勢な気分を求めているから、
おいしいけどちょっぴり、というのはケチくさくていけません」
編集者「引き取り業者は家畜のエサや肥料にするのでしょうか?」
女将「さあ? 近ごろの家畜には残飯はやらない、開発された飼料でないと
ブランド肉はできないそうですよ。肥料も残飯を分別しないとダメだといいます」

ああ……。
その宴会場を出て行く残飯用ワゴンを見ると、
持ち帰り用BOXに入れて今夜のおかずに持ち帰りたいような料理がどっさり。
ふと、アフリカ飢餓地帯の映像がよみがえりました。


2011年11月、
ホテル業界として初めて廃棄物の再資源化100% を達成したのは
「星のや 軽井沢」「ホテルブレストンコート」「トンボの湯」「村民食堂」。

星野リゾートのスタッフのゼロ・エミッションへの真剣な取り組みに感動し、
itn Open!”No.1で取り上げたのは2009年11月(発売)でした。
この記事では「星のや 軽井沢」の水力や温泉熱利用の
ローカルエリア発電も紹介しています。

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2009年11月から2年間で、世界のモードは大きく転換し始めています。
脱原発で、自然エネルギーへの転換。
発電・送電の分離化は、ローカルエリア発電の方向でもあります。
日本の人々は、未曾有の大災害を体験して
やっと目からウロコ が落ちたのでしょうか???

「ゼロ・エミッション」
この言葉の最も重いターゲットは、放射性物質であると、
あらためて肝に銘じました……。


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2011/12/16(Fri)

Do you Kyoto?

COP17(気候変動枠組み条約第17回締約国会議)が
12月11日に閉幕しました。
会期をのばして何とかかんとか、京都議定書の延長で合意。
日本政府の対応はご存じのとおりです……

itn Open!”編集部のスタッフ は、京都議定書が採択されたCOP3の開催時、
会場となった京都国際会館そばの高校に通う学生でした。
当時は、歴史が作られていくような感覚がしたものの
京都議定書がこれほど大きな意味をもつようになるとは思いもせず。


今や“Dou you Kyoto?”といえば
「何かECOなこと、してはる?」の意味です。
この言葉が意味を持ち続けられたら、すばらしいですね。


さて、京都+ECOの象徴としてよく知られているのが京町家です。

木や土などの天然素材を使用し、畳や建具は統一サイズでリサイクル可能
坪庭を通風や採光に利用し、盆地である京都の夏・冬を乗り切るための工夫もいっぱい。
季節にあわせて暮らす、というスタイルが特徴です。

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Photo by Omar + kamitera

京町家は市内におよそ4万7000軒。年々その数は減っていますが、
再生・保全の取り組みも進んでいます。
itn Open!”No.2の巻頭特集では、店舗として再生された町家はもちろん
京町家専門の不動産店主や、町家に暮らす外国人のインタビューを掲載しました。

巻頭特集のタイトルは「持続再生型千二百歳都市 京都」。
京都という都市の再生力にも迫っています ので、ぜひご覧ください!

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2011/10/21(Fri)

コーヒーECO栽培の最前線

コーヒー農園に、見渡すかぎりコーヒーの木が茂り……
というプランテーション型の農園は、
生産するコーヒーの味・香りなどさまざまな特長を掲げ、
ブランド化して、先進国市場で競争力を高めています。

栽培法・生豆の輸送・管理・焙煎・挽き具合・淹れ方などに
細心の注意を払ったコーヒーは、
「うーん、いい香り。確かにうまい 」のです。

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Photo by furtwangl


コーヒー、紅茶、バナナ から砂糖、ゴムへと歴史時間をたどると、
浮かび上がるのは植民地と奴隷、プランテーション、モノカルチャーという風景。
しかし時間の流れとともに、植民地は次々と独立し、奴隷は解放され
そして今、プランテーション、モノカルチャーという風景が崩れ始めています。
地球環境の保護とエコロジーが叫ばれるようになって、
私たちはようやく、単一作物を広範囲で栽培することの愚かさに気付きました。

日本は戦後、木材需要の急増で森林伐採が進行。
はげ山になりかけた所へ、短い年数で商品化できるスギやヒノキを
大量に植林し、単一林を広めてきました。
その結果、近年は天気予報の時間に花粉予報を放送するように……
これはもちろん、樹木にとっても森林の生態系にとっても、いいことではありません。
そこで、混成林を作ろうと努力しはじめています。


エチオピアの「森林コーヒー」(“itn Open!”No.7でご紹介予定)も、
エクアドルのヤスニ国立公園を守るヤスニプロジェクト(こちらをご参照ください)も、
森の木々を切り倒してコーヒー農園やバナナ農園を作るのではなく、
森林の中で、コーヒーの木やバナナの木を他の樹木と共生させています。

Photo by  treesftf/Forest Garden/3842406551_622eb14be7
Photo by treesftf

コーヒーの木は、もともとエチオピアの森に自生していました。
エチオピアが、コーヒーの発祥地といわれるゆえんです。
今、JICA の協力で、エチオピアでは
住民参加型の森林管理が行われるようになっています。

この活動を牽引しているのが「森林コーヒー」の栽培。
住民たちは、農薬や化学肥料を使わない
伝統的な栽培方法でコーヒーを栽培します。
それが、生計の向上につながる。しかも、豊かな森林の中で。
これは願ってもないことです。

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Photo by counterculturecoffee

これまで世界の市場で、雑多な生産地のコーヒーとして
ひとくくりに混ぜられていたことも知らなかった住民たちが、
「私たちのコーヒーをほかのコーヒーとしっかり区別して」と
声をあげるようになったとか。

森の中で、伝統的な栽培方法で育てられ、
地球の自然の循環に乗って結ばれたコーヒーの果実は輝いています

Photo by msafari2425/Coffee/ 6019433566_11396351d7
Photo by msafari2425



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2011/08/19(Fri)

蝶の夢

環境保護が成功するためのポイントを教えてくれるのが、
itn Open!”No.6やブログでも紹介した、ルワンダのゴリラトレッキング。
「現地に暮らす人々が、自然を保護することで利益が得られる」
そんな仕組みがルワンダでは築かれています。


ケニア にも同様のプロジェクトがあります。
国連開発計画の主導で始まり、JICAも協力していた取り組みで、
その名も「キペペオ・プロジェクト」。
「キペペオ」とはスワヒリ語で「蝶」の意。
1993年から、モンバサ近郊のアラブコ・ソコケ・フォレスト国定保護区で行われています。
(モンバサについてはこちらのブログもご参照ください)

同保護区には、6種の絶滅危惧鳥類、3種の絶滅危惧哺乳動物のほか、
ケニアに生息する約900種の蝶のうち約300種が生息しています。
しかしプロジェクトが始まるまで、
手軽な薪の供給場所として、また耕作地にするために森の木々が伐採され、
環境破壊が進行していました。

そこで始まったのが、「キペペオ・プロジェクト」。
蝶の餌になる木を植林するなどして森林を保護しながら、
森林を利用して蝶を育て、捕まえ、
蛹を国外の博物館やコレクターに販売するもの。
オバマ大統領 も購入したそうです。

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Photo by meaduva

もちろん乱獲にならないよう、蝶の捕まえ方は管理されています。
プロジェクトに参加する人々は、まず訓練を受けます。
その後10人程度のグループに分けられ、
グループの代表者のみが森林に入って蝶を捕まえるのです。

これらをはじめとするさまざまな工夫によって、プロジェクトは成功
自然が守られ、人々の収入が増え、さらに各国からの支援も増えたそう。
またこの活動は、愛・地球博のパビリオンのケニアのブースでも紹介され、
その展示が自然の叡智賞の銀賞を受賞したそうです。
(詳細はこちら


ケニアの魅力を支えているのは、豊かな自然だけでなく、
自然をさまざまに工夫して守ろうとしている人々にもあるよう。
そんなケニアについて、
itn Open!”ではNo.6に続きNo.7でも紹介します。

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Photo by naamanus



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