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    プン!

    Author:プン!
    性別:♀
    年齢:ヒ・ミ・ツ
    (まだまだ若いニャ)

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    「ネコの手も借りたい」ときに出社するニャ。
    出社すると、みんなが「オー!プンちゃんニイハオ」とお出迎え。
    特技:キーボード早打ち(ネコパンチ風)

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2013/03/06(Wed)

釈迦の大涅槃に駆けつけた猫

ふうわりとした春風 に誘われて、住宅街入口の小さな橋のたもとを訪れた。
「やあ、やあ、お久しぶり。いい気分ですねぇ」
ゴロニャ~ンと、ニャン太が寝返りをうって、両手・両脚を思いっきり伸ばした。

ニャン太は、この橋のたもとに集まっているソーシャル猫 の会長だ。
そんじょそこらの人間どもの会長より、よっぽど人格? いや猫格? が高い。
なにしろ数人の定期食糧提供者(近くのおばさん)からいただく食糧を、実にうまく配分する。
まず、小さな子や気の弱い痩せっぽちたちを、食糧の近くへ呼び寄せる。
そして、すかさず彼らを押しのけて割り込もうとする風体卑しい外郭団体を、
ブオーッ!というすさまじい鼻息と、ギョロリとむいた両目の睨みで追い払う。
自分は、小さな子や気の弱い痩せっぽちたちが、ガツガツ食べるのを、
目を細めて見ている。が、
筆者のようなフリーの食糧提供者が通りかかって「ニャン太」と声をかけると、
さっそく飛び起き、足元にすりよってゴロニャ~ン、すりすり、ゴロニャ~ンと
営業にいそしむ。「ハイハイお待ちを!」と、食糧調達に走らせる絶妙な営業力なのだ。

春風に和毛(にこげ)をなびかせて、ゴロニャ~ンするニャン太は赤トラである。
ふと、京都・東福寺の大涅槃図(だいねはんず)が目の前に広がった。
3月14~16日の東福寺涅槃会で公開される大涅槃図には、
赤トラとおぼしき猫が描かれ、釈迦の入滅を悲しんでいる。
縦12m、横6mの大作は、室町時代の作品だそうです。


「大涅槃」というけれど、涅槃とは
消滅してしまうことで、釈迦の入滅、つまり釈迦の死を意味します。
釈迦の最後の言葉は「さあ、修行僧たちよ。お前たちに告げよう、
『もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成なさい』と。」

(『ブッダ最後の旅』中村 元訳 岩波文庫 *底本は「大パリニッバーナ経」パーリ語本)

釈迦は、デリーの東南、バナラシ(ベナレス)の北150㎞にある
クシナーラー(クシナガラ)で、紀元前386年(同383年、同483年の説も)の
陰暦2月15日に入滅されたのだと、伝わっています。

仏涅槃図が描かれ、寺院内に掲げられるようになったのは平安時代からで、
平安後期、応徳3(1086)年に描かれた、高野山金剛峯寺の「国宝 仏涅槃図」が
最古のものといわれています。
鎌倉・室町期には、仏涅槃図は宗派を問わず多くの寺院に備えられ、
釈迦入滅の日に、仏涅槃図を掲げて供養する涅槃会が盛んに催されたようです。
仏涅槃図には、寺院ごとにジャータカ(釈迦の前世物語)に登場する
ウサギ、牛、鹿、馬、豚、象、犬、猿、オウム、カラス、蚊、蛇など、
また、釈迦の母が投げた薬袋が木の枝に引っかかってしまった描写とか、
ご当地のならではの鯨やタコ などの特産品? を描き込んだものもあります。
となると、絵の解釈が必要になり? 熊野比丘尼(びくに)と呼ばれた
遊行尼たちによって鳴りもの入りで絵解きが行われるようになった。
絵解きは、今日も(パンフレットなどで)継承されています。

2828709753_19f9e11313 ヒンズー寺院の猫
インドのヒンズー寺院の猫
by samirluther

3518366932_47cdf012d9 ライオンインド
インド・グジャラートのライオン
by www.beontheroad.com

高野山金剛峯寺の仏涅槃図に描かれている動物は、
たてがみのあるライオンです!
今日なら、ライオンは動物園で見られますし、写真もあります。
しかし平安時代の後期に描かれたライオンが、なかなかリアルなのです。
象の場合は、タイあたりから中国南部経由で中国へ輸入も可能だったでしょう。
しかしライオンとなると……。
ローマ帝国はコロッセオで闘技に使用するライオンを
インドとアフリカから大量に輸入していたそうですが、日本はどうでしょう。
ライオンはネコ科の動物ですが、
滋賀県守山市にある東光寺の涅槃図に描かれているのは三毛猫。
京都・東福寺の猫ともども、いろいろといわれがあるそうです。

しかし、干支に猫が入っていなかったり、鍋島の猫騒動、有馬の猫騒動などの
化け猫話や、猫下ろし、猫かぶり、猫かわいがり、猫背、猫綱、猫面、猫なで声、
猫に小判……と、どうも日本文化における猫の地位は極めて低い ような気がします。

東福寺や東光寺の大涅槃図に猫が描かれているのは、
さすが「一切衆生悉有仏性(いっさいしゅじょうしつうぶっしょう)」と、
万物平等を説く仏教らしい発想 ではありませんか! と、
itn Open!”専任キャラクター猫のプンちゃんが、ひとりごとを言っています。


2-033.jpg
東福寺の情報は
itn Open!”No.1に掲載しています


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2011/07/07(Thu)

世界のにゃんこから―6

大使館からいただいたコーヒー もそろそろ終わり。
(詳しくはこちら→Rwanda Coffeeケニアのインド人

そういえばプン!は猫なんだから、
プン!のネットワークであの高級コーヒーを入手してきてよ~
とスタッフがにやにや。

ニャニャニャ……まさかジャコウネコさんのことかニャ?

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Photo by daves cupboard

ジャコウネコは種類が多く、
アフリカやインド をはじめ、ユーラシア大陸やアフリカの亜熱帯地域などに生息。
原始的な形態を保っているといわれている、猫の大先輩だニャ。
エチオピアでは、ジャコウネコから霊猫香という香料を採取しているとか。

そしてジャコウネコの糞から採取されたコーヒー豆は、
コピ・ルアク(Kopi Luwak)と呼ばれる高級品。
スタッフが言っていたのはこれのことだニャ。

インドネシアのコーヒー園で実ったコーヒーの木の実を、
野生のジャコウネコが食べる。

果実の部分は消化され、
消火されない種=コーヒー豆の部分は糞と一緒に排泄される。

その糞を探して豆を取り出し、よく洗浄し乾燥させたのが、
コピ・ルアクというわけ。

ジャコウネコの体内で発酵して複雑な香りや味わいをもつそうで、
どうも癖が強いらしいニャ。
フィリピンや南インドでも同様のものが採取されているとか。

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photo by tenneyowoo

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Photo by Annie Mole


そんなコーヒーをありがたがるなんて、
ニンゲンって変わっているニャァ……



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2011/03/10(Thu)

世界のにゃんこから―5

itn Open!”No.5発行直後のあわただしさも落ち着き始め、
そろそろNo.6のリサーチという名目で旅に出たいプンだニャ

古い建物。
狭い路地に坂道(こちらをご参照ください)……と思い浮かべて、
ニャニャニャ! と思い出したのはあのコのこと。

小梅

あのコとはもちろん、尾道のアイドル猫・小梅さん
尾道で空き家再生に取り組む園山氏(“itn Open!”No.3をご参照ください)が運営する、
招き猫美術館のマスコット猫。

招き猫美術館の福石猫の小梅バージョンをはじめ、
Tシャツにストラップとオリジナルグッズも発売されているし、
小梅さんに会いに全国各地からリピーターが尾道に訪れるくらいの人気ぶりで、
小梅222倶楽部というファンクラブもあるとか。
そしてその魅力で!? 2階建てで各階が8畳+αぐらいの広さの招き猫美術館に、
GWだけで3000人以上呼び込み、
2011年には新招き猫美術館がOpen!とのうわさ。

それを聞いたスタッフが、
「プンも見習って、尾道で招き猫の修業をしてきたら?」と。

……わかってないなぁ、プンはツメを隠しているんだニャ



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2011/02/15(Tue)

世界のにゃんこから―4

暖かくなると「漂泊の思ひやまず」ついふらりふらりと出かけてしまう、
旅猫のプンだニャ

catPICT2611.jpg

なんだか怒っているみたいなこのコ。

スペイン はトレドの象嵌細工工房の猫だから、ちょっと職人気質ニャンだ。
そういえば“itn Open!”No.2では、
京都で象嵌細工体験ができるお店も紹介していていたっけ。

象嵌細工は、スペイン語ではダマスキナード(damasquinado)。
ダマスクスが言葉の由来だけあって、イスラム王朝時代に由来する技術とか。
日本の象嵌細工の技術は、奈良時代に大陸から伝わってきたものらしい。

たしかトレドは、
古代ローマから西ゴート王国、後ウマイヤ朝、スペイン王国まで、
2000年近い文化の跡が残っていることや、
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教による異文化の混合が
建築(ムデハル様式)に見られることなどが評価され、
旧市街が世界文化遺産に指定されている都市

PICT2545.jpg

古い建物や街並みが多く残っているから、坂や細い道が多く迷路のようで、
迷子になるニンゲンが多いとか

私たち猫向きの街なのかもしれないニャ。




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2010/12/22(Wed)

世界のにゃんこから―3

そろそろこたつで丸くなりたい……
働きづめのプン だニャ。


IMG_3029-2.jpg

むむっ。
なんだか気品漂う感じ。

さすが“itn Open!”No.3でお世話になった
伊豆の老舗旅館・蓬莱の敷地を散策コースにしているだけあるニャ。
女将みずから活ける生け花、季節に合わせた調度、旬の料理……
きっと目利き ニャんだろうなぁ。

そうそう、プン たち猫をはじめ、
目がキラリ と光る夜行性の動物は、
光を反射させる特殊な層が目にあるんです。
反射させることで感光量を増やして、暗がりでも物がよく見えるようにしているわけ。
一説によると、人間の6倍も見えているんだとか。
でもその分、色の区別は苦手なんだニャ。



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